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ミュージシャンにCanon iVIS mini Xが絶対オススメな理由

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Canon iVIS mini X という小型ムービーカメラを買いました。結論から言いますと、これは楽器プレイヤーやバンドをやっている人には強くオススメしたい製品です。理由は後述しますが、まずはデモ動画をご覧ください。

内蔵ステレオコンデンサーマイクによるアコースティック・ナイロン弦ギターの音質は十分に高品位であると感じられるのではないでしょうか。そして、エレクトリック・ナイロンの音をライン録りしてもそこそこ良い感じです。ここが大きなポイント。

実はこのライン録り、マニュアルを見ても明記されていません。スペック上は「外部マイク端子」があるという説明しかされていないのです。しかし、それは実際のところマイク/ライン兼用端子であり、ステレオミニジャックをプラグ・インすると、設定画面でライン/マイクの入力切替をすることができるようになります。

実際この動画ではVariax Acoustic 300 Nylonのアウトプットから一旦POD HD 500Xというアンプ・シミュレーター/マルチエフェクターを通し、そのヘッドフォン・アウトからiVIS mini Xの外部マイク端子に繋いで収録しました。

マニュアルで説明されている外部マイク端子の使い方は、文字通り別のマイクを使う想定のものだけです。たしかに被写体のアングル優先で撮影すると内蔵マイクでの定位感があまりよろしくない場合など、外部マイクを使いたくなることはあるでしょうが、実際使えるマイクを別に持っている方は少ないのではないでしょうか。

それよりも現実的なケースとしては、高画質&ノイズレスなライン・レベルの音声入力が求められるケースが多いのではないかと思います。エレクトリックな楽器であれば間違いなくそうですし、オケを流しながらの自撮り演奏動画を撮りたければなおさらです。

しかもこのiVIS mini Xの外部音声入力は、内蔵マイクとのミックスが可能です。ということは、ライヴやスタジオでのリハーサルを収録する場合も、その場所で実際に鳴っている音を内蔵マイクで集音し、なおかつミキサーからのラインアウトを任意の割合でミックスすることが可能になるわけです。

話は前後しますが、これまで演奏動画を撮るためにいろいろな機材を使ってきました。

ZOOM Q3というのを結構長く使っていたんですが、ステレオコンデンサーマイクでもドラム入りの大音量アンサンブルをきちんと撮れるので重宝していました。ただし画質はショボかったです。サンプルはこちら。

その欠点を補い、HD画質で撮れる後継機種ZOOM Q4 HDがほぼ同価格で出たので非常に悔しい思いをしていました。

そうこうしているうちにSONYからはHDR-MV1などという、非常にそそられる製品が登場し、ZOOMからは対抗馬としてZOOM Q4が発売されるという、実に悩ましい状況がありました。そんな中、Canonから本製品の前のバージョンにあたるiVIS miniもデビューしていたんですが、自分の選択肢には入っていませんでした。実際にはまあそこそこ録れる製品ではあったんでしょうけど、ドラムのいるバンド編成で大音量時の耐圧、つまりピークで歪むことなく、かつ低音までしっかり録れるかどうかという点ではZOOMやSONYのような音響・楽器系メーカーに比べると信頼できなかったというのが正直な印象でした。

で、結局どうしたかというと、すでにQ3の使用経験で信頼の置けるZOOMから発売されたiQ5というiPhoneライトニング端子用外付けマイクを購入しました。iPhone 5sの動画品質はなかなかのもので、内蔵モノラルマイクでも小音量のアンサンブルなら全然問題ないくらいなのですが、やはりモノラルは物足りないし、ドラムが入ると音が歪むのは避けられませんでした。そこにこのマイクを追加してやれば下記のプロモーション動画のように鬼に金棒、のはずでした。

いや、悪くはないんですよ。この動画もそうやって撮ったものですから。

しかし、iPhone周辺機器の宿命といいますか、バッテリー持ちと録画時間の限界はiPhoneのハードウェア的なスペックに左右されます。工夫すれば外付けバッテリーで給電しながらライヴをUStreamで配信するなんてこともできましたし、まあ便利っちゃ便利ですが、いろいろと面倒くさいのも事実。ミニ3脚をセットして、雲台につけるためのホルダーを介してiPhoneを固定。外付けバッテリーも併用となるとセッティングがひと仕事です。

そして自撮りがとてもやりにくい。撮影範囲を確認しようと思ったら画素数の低いフロントカメラを使わざるを得ません。せっかく背面に高性能カメラが用意されているのに、それはあり得ません。上の動画を撮った時も何度やり直したことか・・・それでもピントの合い方が微妙だったりしますし。

やっぱりHDR-MV1Q4を買おうかなぁ?価格もだいぶこなれてきたし・・・などと思っていたちょうどそのころ、海外では先行発売されていたiVIS miniの後継機種(海外ではVIXIA Mini X)が大好評を博しており、わざわざ個人輸入する人まで現れました。しかもそのレビューが大絶賛!詳しくははこちらのスペシャルサイトやユーザーのレビューをご覧いただければよくわかると思います。

初代が抱えていた問題点がほぼ解消されたばかりではなく、競合機種にはにはないアドバンテージも再確認できました。

とりわけ重要だったのは「演奏現場でどれだけ簡単に手間なく録画が開始できるか」という点です。

他社製品はどれも別途三脚などを用意しない限り、撮りたいアングルに固定することすらできないのですが、iVIS miniシリーズは本体のみで仰角が変えられるうえにバリアングルモニターなので、撮影範囲を確認しながらテーブルの上でもギターアンプの上でも、最悪床に置いても撮ることができます。何だかんだ言ってもこれは便利。

自分でもiPhone 5sとZOOM iQ5のセットでいろんな場所で撮影をしてきて、設置場所と録音開始までの手間がボトルネックでしたから。

魚眼レンズ的な超広角と標準的な画角を切り替えることもできますから、本体以外には何も持っていく必要がない。このことは非常に大きなアドバンテージです。セッションで自分のプレイを撮ってチェックするのも、できるだけ高画質&高音質であるに越したことはありません。いろいろな設定をテストして、良いサンプルが撮れたらまたご報告したいと思っています。

Carnival

動画 投稿日: 更新日:

初出は2009年10月10日ニコニコ動画。もう5年前になりますか・・・リメイクしてオケから全面作り直し。といってもアレンジはとくに変更なし。ただ、ソロは1969年ブラジル製のDi GiorgioというメーカーのSignorinaというモデルを使ってZOOMのiQ5というiPhone用外付けコンデンサーマイクで録ってます。

もえたろう★さんが素晴らしいイラストを描き下ろしてくださいました。
https://note.mu/moetarouhosi

このイラストを受け取ってから、久々に字幕を入れてみようかと思いつきました。でも、ただ最初から最後までべったり歌詞を見せるのではなく、ちょっと不親切なやり方でなおかつ視覚的効果も得られるように。

音源はこちらからダウンロードできます。
https://note.mu/coolguitar/n/na9b0e42e3c56

全9曲+歌詞&MVリンク集入り900円の有料マガジン”kermit’s notes”がお得です。
https://note.mu/coolguitar/m/m8719afdfb058

Sweet Pain

動画 投稿日: 更新日:

2009年ニコニコ動画に投稿した作品をリメイク。
安田 三号さん( https://note.mu/ysd_03 )にイラストを描き下ろしていただき、MVも新しく作りなおしました。
楽曲サウンドファイルのダウンロードはこちら。
https://note.mu/coolguitar/n/n8cd7b186bd86

VocaloLight

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今からおよそ一年前のこと・・・覚えていますか?アメリカ初のボーカロイド専門Webマガジンとして創刊された”VocaloLight”のことを。

詳しくはこの辺とか、このあたりをご覧いただくと分かりやすいと思います。

東アジアのポップ・カルチャーを英語圏の人々に紹介するFM局のコンテンツのひとつ、みたいな位置づけだったと理解しています。このWebマガジンの画期的だった点は、iBooks形式で作られたヴァージョンを配布していたことでしょう。(他にも普通のPDFと動画埋め込みタイプのファイルが用意されていました)

iBooks形式のファイルをiPadで閲覧するときの様子を紹介した動画がこちら。

VocaloLight Demo (Vocaloid Magazine iPad Demo) from Dovizu on Vimeo.

創刊号であるVocaloLight March 2012を自分でもダウンロードして実際に楽しんでみましたが、これは素晴らしかった。そこですぐにFacebookページのOfficial Fan Clubに参加して、感想を(つたない英語で)書き込んだりしました。そこでは・・・

「とても素晴らしかった!ぜひiPadで楽しむべき。ところで僕の曲はどこ?」

「あなたはボカロP?」

「そうです。ニコニコ動画では”kermit”と呼ばれています」

「マイリス教えて・・・ああ、あった、見つけました」

・・・というようなやり取りがありました。

そして4月になり、第2号”VocaloLight April 2012″が公開されるのを心待ちにしていました。ファイルサイズが膨大になったためか、公開したファイルがうまくダウンロードできないといった報告もあったように記憶しています。

しかし、問題はそういうことではなく・・・

Vocalolight

これです。何と自分が特集記事になっているではありませんか。

事前に取材も打診もありませんでした。掲載された記事はすべてネット上で収集された事項を元に構成されていると思われます。公開された音源や動画の説明文などを丹念に拾っているようで、その証拠に”Rendezvous”の録音で使ったギター(Line6のVariax)のモデリングが実際にはES-175だったのに、僕が間違えてES-335と書いたことをそのまま使っていたりします(ちなみに、その説明文はもう修正してしまいましたが)。

背景に使われているのは、とある方がピアプロに背景用素材として公開していたものだそうです。その方のところには、ただこの”VocaloLight April 2012″のダウンロードリンクのみが書き込まれていたとのことです。

そういったわけで、コンテンツ権利者への配慮であったり、制作プロセスにはいささか拙速とも言える面があったようです。編集スタッフもボランティア頼みだったようで、残念なことに第3号はついに公開されることなく、プロジェクト自体が頓挫してしまったかのように見えます。

今となってはもう入手できなくなってしまいましたので、当時読めなかった方のためにPDFファイルをシェアしておきましょう。

VocaloLight April 2012

こういった電子書籍でのボカロ系コンテンツが後続として出てくることを期待していたのですが、未だそういった動きは目にしていません。
先日も改めて思ったのですが、絵師さんが自分の画集を電子書籍として作るというのはもっと広まってもいいのではないかなと。そして例えばその中の作品がボーカロイドのキャラクターをモチーフにしたものであった場合、そのボカロを使用した楽曲をBGMとして聴けるような作りにするといったことも可能なのではないかと。
もちろん、有名曲の場合は既に何らかの形で信託がされていて、使用のために然るべき権利処理の手続きを踏む必要があろうかと思いますが、カラオケ配信なども含めどこにも信託していないような楽曲、つまりクリエイター自身がすべて管理していて、しかも二次利用を許可しているような楽曲群(それだけでも今や大変な数になると思います)の中から、絵師さんが自分の作品のイメージに合うものを見つけて直接許諾を得るというようなこともできるでしょう。

簡単に言えば、動画を作って公開したいときに、ピアプロで公開されているイラストを借りるといういつものパターンの逆。絵師さんがイニシアチブを取る形でのボカロ曲の二次使用の拡大というわけです。

そんな形での二次使用の広がりが起こらないものかなと、ふと思ったりしたのでした。

Flying (between the stars)

動画 投稿日: 更新日:

Vimeo投稿第3弾。AメロはV3 GUMI “Power”、サビはV3 GUMI “Native”に加え、下のパートはギャラ子さんにハモっていただきました。
タイトルバックのシルエットはピアプロからみのさんの作品を、スペイシーな美麗イラストはakito (s-graphix.com)さんの作品をお借りしました。