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Suhrのギターを調整してみた

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IMG_0602新しく買ったSuhr Pro Series S1(NAMM 2006)をちょっと調整してみました。

店頭で試奏した時から「弦高は高めになってます」とは言われていたけど、弾きにくくはなかったのでそのまま使って一週間。

でも、ネックの反り具合を見てみると、ほんの少し順反りになってました。おそらくこれは意図的にそういうセッティングにしていたんだろうと思います。そのほうが一般的には太い音がでますから。

そうは言っても元々精度の高いギターなので、ネックをストレートにセッティングすればもっと弾きやすいはず!というわけでトラスロッドを90度ぐらい締めてあげました。ネック・エンドで調整するタイプなので一旦ネックを外す必要がありましたが、専用の六角レンチがあればネック外さなくても行けるのかなぁ?ピックガードに切り込みは入っているんですが、手持ちのレンチではここから突っ込むのは無理でした。

まぁ、様子をみるときはだいたい1/4(90度)回すって感じですかね。今回はそれでバッチリでした。弦高も下がってより弾きやすくなりましたが音づまりやバズはなし。絶妙な仕上がりです。しかも超高域の倍音(いわゆる「鈴鳴り」)がぐっと出てきました。ストラト使いには堪らんところでしょう。ストラト系のギターを弾かなくなって久しかったので、こういう感覚は忘れていました。

IMG_0612あと、ナットの溝も軽く掃除したせいか、アームを使った時の音程の狂いもより少なくなったような気が。本当にこれは安定してます。素晴らしい。

Wilkinsonは過去に弾いたことあるんですが、どうも印象が良くなかった。なんかアームの角度がボディトップ面に平行というか、角度がなさすぎて使いづらかったという記憶があります。これはぜんぜん違うんですよね。本当に使いやすい。Suhrってきっとすべてにおいてそうなんでしょね。奇を衒った特殊な仕様じゃなく、ちょっとしたところの使いやすさを徹底的に追求している。これは地味だけど本当に素晴らしいところです。やっぱり買ってよかった。

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New Guitar

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Fender Mexicoの2Hum Floyd Rose付きのストラトを売却して、新しいギターを買いました。基本的にはJames Tyler Variax JTV-59で、ギターに関するほぼすべての要望は叶えられているんですが、唯一欠けているのがトレモロアーム。それが欲しくて録音用に買ったのがFender Mexico(というか、Floyd Rose)だったわけですが・・・どうもちょっと違う。

いや、録音しようとしていた楽曲では十分に仕事をしてくれましたが、自分が手元に置いて、今後も使っていくツールとしてはいろいろと不満もあったり。

そして、タイミング的にも思い切った買物をするなら(言いたくはないけど)50歳の節目の年である今しかないかな、と。

そしたらこいつに出会ってしまいました。

アームが装着された状態で試奏ができたというのは大きかったです。Fenderの新品なんかだと、アーム差し込み穴にシールが貼られていて、なかなかアーム使わせてくれとは言いにくいですから。(シールが貼られているのには理由があって、穴の中にはトルク調整用の小さなスプリングが入っているので、アームをねじ込んでいない状態では紛失する恐れがあるんですよね)

Marshall JCM900で試奏させてもらったんですが、音も操作性も文句なし。ルックスも杢目ギラギラじゃなくてシンプルなのがまた良し。

で、ヘッド裏の画像を見ていただくと分かるように、実はこれ(というかSuhrのギターって)Buzz Feiten Tuning System(以下、BFTS)がインストールされているんですよね。

最初はそんなことすっかり忘れて、普通にチューニングして試奏してたんですが、歪ませてパワーコードを弾いてみた時にちょっと違和感がありました。あれ?さっきチューニング合わせたよね?・・・いや、明らかにチューニングがおかしい訳ではないんだけど、まとまりはあるけど広がりもあるというか。若干ピッチが微妙な弦が混じってるようなんだけど、全体としては帳尻が合ってるというか。

そんな感じを受けたのもきっとBFTSのせいだったんでしょう。

ちなみに、BFTSでセットアップされたギターを、専用チューナーを使わずにチューニングする方法もありまして。以下のように公式Tipsとしても公開されています。

コルグDT-7以外のチューナーをご使用の際は全ての音をチューナーの”E”に合わせて下さい。

1弦 E 開放
2弦 B 5フレット
3弦 G 9フレット
4弦 D 14フレット
5弦 A 7フレット
6弦 E 開放, 又は5フレットのハーモニクス

弦のゲージもブリッジの設定も変更しなければ、まあこれで行けるでしょう。実際、これで合わせて弾いてみると、何だかコードの響きが明るく聴こえます。不思議!でもずーっと弾いていると最初の新鮮な印象は薄れてきますが。
結構深く歪ませてテンション・コードを弾いてみると、13thや#5thなんかでもスパーッっとキレイに音が伸びます。普段はこんなコード、歪ませて弾いたりしませんけど。

ところで、前述のTipsにもあるようにBFTS専用の補正値をプリセットした対応チューナーが幾つか製品として存在しています。セッティングや弦のゲージを変更した場合は、そういうもので再調整が必要になってきます。
昔はコルグのDT-7が一番有名でした。その後はPetersonPlanet Wavesのストロボ・チューナーがBFTS対応を謳っていたようですね。

IMG_0611そして、何と偶然ウチにもそのコルグのDT-7が眠っていました!
当時、視認性が良くて使いやすいチューナーを探して辿り着いたもので、擬似BFTSは試してみたことがあるものの、まさか本当にBFTS搭載のハイエンド・ギターを自分が所有するとは夢にも思っていませんでした。今頃になって役に立つとは。処分しなくて良かった。

しかし、Suhrの国内代理店であるオカダ・インターナショナルのサイト内でこんな記述を発見してしまいました。

http://www.okada-web.com/guitarandbase/jst/bfts.html

(以下抜粋)

現行のSuhr製品はBuzz Feiten Tuning System 非搭載であっても従来(既存)のギターと比較して音程の乱れが大幅に低減されています。

パワーコード時やソリストにとってはその恩恵を受けにくいBuzz Feiten Tuning System をノンスタンダードスペックとして、Suhr Guitar & Bassのスタンダード製品は煩雑なチューニングやオクターブ調整の手間を省けます。

(中略)

DT-7やストロボチューナーなど専用チューナーを必要としますが、コード(和音)を多用するミュージシャンにとってその効果は絶大です。

つまり・・・

  • BFTSはあんまり必要ない人もいるし、ウチのギターはさらに精度良くなったから、なくても大丈夫だよ!
  • でもコード弾くときはキレイに聴こえるから、欲しい人はオプションでね!

ってことなんですね。

ギター単体でも効果は感じられるんですが、バンド・アンサンブルの中でどう響くかですね。
もし効果アリだったら、もう一本のメインギター:JTV-59にもインストールするという手もあるかな。

今後検証して行きたいと思います。